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【競艇】前付け注意!イン屋の存在がレースをさらに面白くする!

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前付け普段から舟券を購入されている人であれば、「え!?このレース進入変わるの!?」「6号艇が2コースに入ってきちゃったんだけど・・」

といったような経験をされた人は、きっといるだろう?(笑)

レース前に前付けの有無を確認して舟券を購入する人とそうでない人では、

舟券収支にハッキリと差がつくと言っても過言ではない。

舟券を購入する前に「前付け」の有無を想定できるようになれば、狙って高配当を獲ることも可能となる。

今回は「前付け」のメリットからデメリット、

そして前付けをレーススタイルとする艇界を代表する「イン屋」について述べていくぞ。

前付けとは

前付け

ということで、まずは「前付けとは何ぞや」ということから説明していくわけだが、

ボートレースでは1号艇から6号艇まで出走選手に番号を振られているが、必ずしも1号艇が1コース、2号艇が2コースからといったようにスタートしなければいけない競技ではない。

6号艇がピットを離れた後に1コースを取ってしまっても全然OKなのだ。

その逆もしかりで1号艇が自ら6コースに行くのも全然アリで、ひと言でいえばピットを離れた後のコース取りは自由!

選手が進入で内のコースを取りに動くことをボートレースの用語で「前付け」と言うぞ。

なぜ前付けするのか

それはボートレースでは内側を走る艇が有利であるという事実があるからだ。

ボートレースにおける1号艇の勝率は約50%となっているから、2回に1回は1号艇が勝つのがボートレース。

スタートラインから横一線に走りだせば理論上、1号艇→2号艇→3号艇・・・という並び順に有利になるのがボートレースなのだ。

6号艇の1着率は全場でみても、1%~3%っていうんだからその差はもう歴然。

単純に考えれば前付けはレースで優位に立つための手段で、また選手がそのレースで勝ちに行く姿勢を表したものと言ってもいいだろう。

前付けすることで不利になる場合がある?

前付け_不利
ただし、前付けが必ずしも有利に働くとは限らない。

外枠艇が前付けするということは、内枠艇が外のコースに入らなければならなくなってしまう。

内枠から外枠になるということは、簡単に言えばレースで不利になってしまう可能性が高くなるってことだよな?

そうなれば、当然前付けに抵抗する選手が出てくるわけだ。

前付けしようとする選手と、前付けに抵抗する選手との間に進入の駆け引きが行われる。
「進入の駆け引き」とはどういったことか?

先ほど「前付けが必ずしも有利に働くとは限らない」と言ったよな。

進入での駆け引きが発生した場合どのようになるかというと、「起こし地点が深くなる=助走距離が深くなる」ということ。

起こし位置が深くなると、助走距離を十分に取れないことからスピードが乗り切れず、外枠の選手にまくられる可能性が高くなってしまうのだ。

よって、必ずしも「前付け=有利」とは限らないことを覚えておこう。

実例を実際に見た方が早いな。

・進入2マーク地点
進入2マーク

・起こし地点
起こし

・スタート付近
スタート付近

・1マーク付近
1マーク

お分かりいただけるだろう。

前付けによって進入が深くなったインコースの3艇が、簡単にアウトコースから捲られてしまった。

このように前付けはリスクと隣り合わせにあるということも選手は分かっているので、選手も簡単に前付けには行けないということだ。

内枠有利とされるボートレースにもこのように例外があることを覚えておこう。

2009年のルール改正で前付けも激減した?

ルール改正
普段レースを見ていてもほとんどのレースで進入は枠なりになっていることが多いよな。

現在のボートレースで1号艇が1コースを主張する割合は約98%(進入固定レースを除く)となっており、基本的に1号艇=1コーススタートとなっている。

また6号艇が大外6コースにそのまま進入する割合は約80%となっており、約8割の6号艇選手は「そのまま6コースで良い」と考えていると思ってもらっていいぞ。

今でこそ選手達の中にも枠なりが主流とされているが、20年前は1号艇が1コースに入る割合は約50%しかなかったんだ。

6号艇の6コース進入なんて約3割しかなかったわけだから、枠なりでのレースというのが珍しかったんだな。

つまりここ20年間の間でボートレースも激変していることがわかるぞ。

この変化は選手の意識が変わったというものではなく、

コース進入に関するルールが2009年に改正されたことが一つの要因となっている。
昔は待機行動中でも艇同士が接触するなんてことは当たり前。

接触どころか相手艇を手で押しやったりなんてこともあったくらいだ。

さらには待機行動時間を伸ばしてなるべく進入が深くならないように蛇行してもOKだったんだよな。もはや何でもアリのレベル。

一応ルールはあったが、舟券を買っているファンからしてみればイマイチ分かりにくいものになっていたので、2009年にルール改正が行われた。

コース進入に関するルールが明確・厳格化された上に、枠番の割り振り方法が変わったり、シード番組が浸透したりしてきたことで、進入枠なりによるレースが多くなってきたのだ。

またスタート展示が実施されるようになったことも一つの要因といえるな。

スタート展示があることで、選手も奇襲のような前付けがしづらくなったことは確かだ。

スタート展示で動いた選手は本番では全艇に抵抗されて結局枠なり・・・といったようなシーンはこれまでに何度も見てきたはず。

きちんとルールが定められたことによって、誰でも前付けすれば勝てるという時代ではなくなったわけだな。

前付けから勝つにも選手の腕が問われるということだ。

前付け選手の紹介

前付け選手
ここからはイン屋と呼ばれる前付け選手を紹介していく。

これらの選手を覚えておくと、予想の際にスタート展示を見なくてもある程度の進入想定ができるようになるので、1人でも多く覚えておくといい。

【覚えておきたいイン屋(前付け選手)】
※2020年10月時点のクラス適用

【1】鈴木幸夫 級別:A1級 登録番号:2876 支部:愛知
還暦を迎えてもなおその闘志は衰え知らず。インに比べて2コース成績がかなり落ちるので、進入でインが獲れるかどうかを見極めよう。

【2】西島義則 級別:A1級 登録番号:3024 支部:広島
基本的には2コースより外はない。
2コースと同等で1コース奪取の可能性がある。スタート展示2コースであっても本番では五分五分でイン戦だと念頭に置いておくべし!

【3】江口晃生 級別:A1級 登録番号:3159 支部:群馬
1、2コース以外の進入はレアケース。インの2連対率は8割を超えていて、イン奪取ならば舟券の軸に絶対に外せない。

【4】今村暢考 級別:A1級 登録番号:3265 支部:福岡
4コースより外の進入はありえない!1コース奪取の可能性も高く、イン戦ならば8割近い2連対率を誇るので、絶対に軽視禁物!

【5】石川真二 級別:A1級 登録番号:3473 支部:福岡
ピット離れに特化したペラに仕上げてインまで入ってくる!イン戦での1着率は60%ほどあり、何号艇でもアタマ狙いできる。

【6】深川真二 級別:A1級 登録番号:3623 支部:佐賀
3、4コースの進入も全くないわけではないが、基本は1、2コース!
スタート展示で動向を見極めたほうがいいが、インを獲りきれば1着率60%超で信頼度は高い。

【7】田頭実 級別:A1級 登録番号:3257 支部:福岡
前付けからのスタートの速さは折り紙付きで、そのためかちょくちょくフライングも目立つ。
前付けからまくるレーススタイルが信条で、逃がし率は極端に低い。

【8】間嶋仁志 級別:A1級 登録番号:3362 支部:三重
2コース多いが、3、4コースも苦にしないタイプ。

【9】吉川昭男 級別:A1級 登録番号:3582 支部:滋賀
前付けには動くが、ゴリゴリのイン屋ではないので抵抗されればすんなり引く一面も見せる。とはいえ、すんなり5、6号艇でレースをすることはないので要注意!

【10】倉谷和信 級別:A1級 登録番号:3290 支部:大阪
5、6コースはほぼないが、4コースまでは状況次第である。イン1着率は70%とイン奪取まで見込めそうなときは頭狙いが有効。

【11】山室展弘 級別:A2級 登録番号:3070 支部:岡山
4号艇までは基本枠なり。注意したいのは6号艇時で、ほぼ前付けに動く選手。6号艇時の1着率の高さは優秀。

【12】濱田隆浩 級別:B1級 登録番号:3705 支部:大阪
イン屋の中で最若手となるのが濱田。2コース進入となることが多いが、1号艇が気を抜けばすかさずインまで入ってくる。特に2号艇時のイン奪取は要注意!

【13】西田靖 級別:B1級 登録番号:3072 支部:東京
「スーパーピット離れ」を代名詞に一世を風靡した。現在は2、3コースで折り合うことも多いが、5号艇でのイン奪取が目立つ。

【14】清水紀克 級別:B1級 登録番号:3542 支部:愛知
1コースに比べて2コースで折り合うことが非常に多い。逃がし率が低めなので、清水の出走するレースは穴狙いをおススメする。

【舟券のポイント】

ここからはレースで前付けが発生した場合の注意ポイントを挙げていきたいと思う。
しっかり習得することで進入の変化に対応した買い目を組めるようになるぞ。

【1】前付けに動く選手をチェックしておく

舟券を購入される方の中には「展示が見れない」という人もいるかと思う。

そういった人は必ず前付け(イン屋)する選手がいないかをチェックするようにしよう。

進入予想は買い目を考える上でまず必ず最初にやらなければいけない作業だ。

【2】スタート展示を確認

進入でコースが変わりそうなレースでは、できるだけスタート展示を見ることをおススメする。

スタート展示で確認することは、

・前付け選手がどのコースに入ったか。
どのコースに入ったのかという結果だけではなく、ピット離れからどれくらいの勢いで前付けしたのかまで注意するといいだろう。

絶対に前付けするという強い意識を持った選手は起こし地点が深くなろうとも構わず前付けに動く。

これは本番でも譲らないという他の選手に対するアピールでもあるので、ここまでチェックできるといいだろう。

・前付けする際に抵抗する選手はいたか

次に見るべきポイントは、前付け選手に対して進入を阻止しようとする選手がいたかどうかだ。

抵抗する選手がいた場合、いくら前付けしたくてもその抵抗する選手より内に入ることは難しくなる。

しかし、最後まで抵抗すれば前付け選手もろとも起こし地点が深くなってしまうリスクも負うので、本番での選手の駆け引き(選手心理)を読み解くことも重要となってくる。

途中まで抵抗して最終的に前付けを許すようなパターンは、本番ではすんなり譲るケースが多いんだ。

・どのような進入体形となったか。

前付けによってどのような進入体形となったかを確認して最終予想に入る流れとなる。

これは出来るだけリアルタイムで進入体形を確認することをおススメする。

なぜならば、スタート展示情報で確認できる並びだけでは情報として不十分だからだ。
並びだけではなく、

前付けによってスロー勢の起こし地点はどのくらいになったのか、

カドは何号艇となったのか、

ーーーーーー①→
ーーーーー⑥→
ーーー②→
③→
④→
⑤→

このような進入体形となった場合に、1号艇と6号艇の起こし地点はどのくらいになるかを確認する必要がある。

ここは超重要だぞ。

助走距離が短くなってしまうと、スタートでスピードを乗せきれず、外艇から捲られるパターンになってまう。

なので、前付けによってスロー勢の起こし地点がどのくらいになるのかまで必ずチェックしよう。

これらがスタート展示で見るべきポイントとなる。

【まとめ】

前付けに動く選手がいないか事前にチェックする展示を見て進入体形を確認する前付けによってスロー勢の起こし地点がどのくらいになるのかを予測カドになる選手を確認する

前検について詳しく解説!

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競艇場_前検
ボートレースには「前検」って言葉があるんだが、みなさんは前検についてどれくらい知っているだろうか?「前検」って言葉を聞いたことがある人は、「レース前日に会場に入ってモーターとボートの抽選を受けたりするんだよね?」と想像される人も中にはいるんじゃないかと思う。でも、前日会場入りして宿舎に戻るまでの間に具体的に何をやっているのか?を知っている人はあまりいないのではないだろうか?そこで今回は「前検」について詳しく説明していきたいと思う。

前検とは

出場選手が前日に会場に入り、次の日からスムーズにレースができるようにするための業務・準備を行うことを前検という。

前検業務では、抽選で受け取ったモーターとボートを装着、異常がないかをチェック、スムーズに走れるように整備、そしてタイム測定といった一連の作業をこなしていくんだ。

このあたりの一連の作業についても詳しく説明していくが、

まずは前検入りしてから宿舎に戻るまでの選手の一日を見ていこう!

選手の前検日の1日

11:00~「会場入り」
レース場に入り、受付をすませ私物検査をうける。次に身体検査。各レース場には医務室があり駐在医師が選手一人一人の体調を検査する。・12:00~「ルールミーティング」
主催者の挨拶や、各レース場でのルール説明。ボート抽選、モーター抽選が行われる。

13:00~「モーター・ボート装着作業」
振り分けられたモーター、ボートを選手それぞれが点検を行い装着作業。

14:00~「タイム測定」
前検航走といっていわゆるタイム測定が行われる。ここでモーターが正常に動いているかチェックされる。

15:00~「前検終了」
全ての検査が終わり問題なければ前検合格となり、これで晴れて翌日のレース出場が認められ、前日の検査はこれで終了。

16:00~「帰舎」
各選手は作業を終わらせ選手専用バス(不正を防ぐ為に専用以外での移動は認められてない)で選手用の宿舎に向かい翌日のレースに備える。

ここまでが前検業務の一日の流れとなる。

次は前検業務の詳細について詳しく説明していく。

斡旋~会場入りまで

斡旋
選手はボートレース場からの斡旋(競艇場から○月○日から○○杯があるので出場してもらえませんか?)がくる。

出場が決まると遠方の選手はスーツケースを開催日の前々日にはボートレース場に着くように宅急便で送り、前日には会場の近くのホテルに前泊するんだ。

地元や家から会場に近い選手は家族に送ってもらい会場入りする選手もいるようだぞ。

そして前検当日、デイ開催のレースは12時、ナイター開催は16時までに会場に入るんだが、もしここで1分でも遅刻があれば(ボートレースは時間にすごく厳しい)SGやプレミアムG1等
になんと1年間出場できない厳しい罰則があるので、ほとんどの選手は10時、14時頃から集まり始めギリギリに来る選手はまずいないと聞くな。

選手は会場に入るとまず一番に行われるのが手荷物検査となる。

宅急便で送っていた荷物もここで全て細かくチェックされる。ここで携帯電話などの通信機器は全て預けることになるぞ。

少し前に携帯を服の中に隠して荷物検査をパスし外部の親族と連絡を取って不正を行った選手がいたらしい。

しかし今では手荷物検査もさらに厳しくなり、最新の金属探知機も導入されて100%不正はできないようになっている。

次に身体検査だ。

ここで発熱、体調不良があり駐在医師の判断でレース参加に支障があると判断されれば前検不合格となることもある。

過去には食中毒で前検不合格になった選手もいたそうな。

ここでファンのみなさんに朗報です

朗報
実際選手を『目の前でみたい』『写真や声をかけて応援したい』と思うファンもいると思う!

実はこの前検日に選手が会場に入る一瞬だけ会えるチャンスがあるのだ!

しかし、そこには色々な暗黙のルールがあるので必ず知っておいたほうが良さそうだ。

まず、選手は大体10時30分から11時30分までに会場に入る。

まず入口に関してなんだが、入場口は主に2つ。

選手専用の入り口から入るレース場と、一般の方と同じ入り口から入るレース場所がある。

なので、入り口は各レース場で異なるので事前に調べておく必要があるな。

次にこれは選手それぞれなんだが、優しい選手は写真等に快く対応してくれるが、中にはファン対応が苦手な選手や、並々ならぬ気合で入ってくる選手もいる。

先輩後輩と一緒にくる選手もいるので、そこは臨機応変に空気を読んでお願いしよう。

サインや写真は選手の業務ではないのでダメ元で応じてくれたらラッキーぐらいの気持ちがいいだろう(笑)

そして対応してくれた選手には感謝の言葉やお礼は最低限のマナーとして行うようにするんだ!

ルールミーティングから抽選

抽選
荷物検査、身体検査をクリアするとミーティング室に全ての選手が集められる。

ここでは審判や番組編成員、競技委員長から説明をうける。

例えばレース場はピットアウトする場所や水面の形状や、展示、レース後にピットに戻るタイミングの各場で異なるので説明や指示を細かく受ける。

そしてこの後、モーター抽選ボート抽選をうける。

商店街などでよく見る通称「ガラガラ」で行われているぞ。

白い球に番号が振ってあるので、順番に選手が回してその番号のモーター、ボートが今回選手が使うものになるということだ。

装着作業

装着作業
この後モーターとボートを各選手が受領し装着作業に入る。

装着する前は一通り点検し、装着後には正常に装着されているかを検査委員が検査する。

この装着検査はレース開催中も選手がモーターをボートに装着した際には必ず行われ公正安全なレースを行う上で大事な検査となっているぞ。

装着後は、選手それぞれ動きが異なる。

とりあえずボートに乗ってみて今のモーターの音や乗り心地をみて整備に取り掛かる選手もいれば、プロペラを外して自分好みに叩いてから水面にでる選手もいる。

タイム測定、整備

タイム測定
14時前後から前検航走といってタイム測定がある。

ここでも検査の意味を含んでいる。

このタイム測定は、モーターが正常に動いているかをチェックするもの。

極端にタイムが遅い場合、モーターに異常があるのではないか?と考えられる。

そうしたモーターは公正さに欠けるとしてその場合はもう一度再測定となるが、それはかなりのレアケースで今までほとんどないとのこと。

このタイム測定が問題なければ、全ての検査が終了し前検合格となり翌日からのレースに出場することができることになる。

ここからしばらく選手達には時間が与えられる。

プロペラの調整やモーターの本体をバラして整備を行ったりと選手によってバラバラだな。

宿舎から就寝

宿舎
そしてデイレースであれば16時前後、ナイターレースであれば20時前後を目安に宿舎に戻る。

ボートレース場に併設してある宿舎もあれば選手専用バスで近くの選手専用宿舎に戻る事になる。

一度会場に入ると外部との接触や、荷物検査で携帯も最終日の帰るまで預けなければならないので家族との連絡ももちろん一切取れなくなる。

万が一、家族になにか起きれば競走会を通じて連絡は取る事はできるそうだが基本はできない。

なので選手専用バスで全員で帰ることになる。

宿舎に着くと食堂で用意された食事を食べて、そこからは入浴と自由時間になる。

トレーニングルームがあり筋力トレーニングを行う選手や、大浴場に併設されているサウナで減量を行う選手もいる。

娯楽室には漫画等もあるのでそこで談笑する選手など、思い思いの時間を過ごし消灯は22時なので朝6時の起床までは就寝となる。

ここまでが会場入りから一日の終了までとなるぞ。

次の日は6時に起床し食事、準備をして大体8時頃から選手用のバスで移動して会場に入りする。

選手達はここから約6日間のレースを戦う事になる。

まとめ

ボートレーサーの仕事は約7日間、家族や子供との接触もできず会場と宿舎の行き来となる。

レースでは少しでも体重が軽いほうが有利とされているので一年中減量との戦い。

A1選手になればレース終了後中3日ほどでまた違うレースに出場するというような過酷な生活だ。
そして約7日間ボートレース場に缶詰め状態になる。

レース中フライングを切ってしまうと選手には罰則として30日間の出場停止になり、その期間はレースでの賞金や収入が一切なくなる・・・。

ファン、開催者にとっては返還となりとても残念なことなのだが、

30日のフライング休みは家族や子供と過ごせる貴重な時間にもなるので、常に全国を飛び回っている選手にとっては少しの休息になるのかもしれないな。