さあ、今日は「2019年のG1大渦大賞」の事前考察を公開していくぞ!
今回は2019年9月24日(火)~29日(日)の6日間での開催となる。
昨年の第65回の大渦大賞は、見事毒島くんが優勝をもぎ取ったな。
鳴門競艇場は、どのコースにも勝機あるし、どの決まり手も出るユニークな会場だ。
全国的に増えている3ケタ配当も12.8%と全国平均の17.3%と比べ、大きく下回ってるぞ。
つまりは、配当妙味がたっぷりの水面ってことだな。
甘党でもあり、穴党のシゲじいも今からワクワクしてくっぞ!
鳴門の渦潮のごとく、思考回路がグルグルになるくらいの舟券乱舞を見せていただきたいものだ。
モーターと選手に触れる前に
鳴門競艇場の特徴について見ていこう。
鳴門競艇場には、押さえておきたい3つのポイントがあり
1:1コースの1着率が低い?
2:6コースの3連率が高い!
3:世界的渦潮の干潮・満潮を抑えておく
4:公式サイトのオリジナルデータが熱い!
この辺は、予想をする上でも是非とも押さえておきたいポイントだ。
1コースの1着率が低い?
鳴門競艇場の1コースの1着率は・・・
全国の競艇場の中でも非常~~~っに低い!
直近3ヶ月のデータ(集計期間:2019/06/01~2019/08/31)では1コースの1着率は49.3%となっているぞ。
競艇は1号艇が圧倒的に有利だが、鳴門競艇場の1コースの勝率は全国でも20位程度とかなり低い。
が、しかし!!
忘れちゃいけないのが、大渦大賞はG1。
鳴門競艇場で開催されたSG・G1レースに限って見てみると
55.9%まで上昇!
グレードレースに限ると、1着率は全国平均ということを抑えておきたい。
①②、①③、①④は、全体の40%を占めているが、逆に穴党の人は②⑥、⑤③、⑤④を注意しておくといいだろう。
また、2~5コースのまくり・まくり差しにも注意をしておこう。
併せて抑えておきたいポイントが「追い風」
追い風が吹くと1コースの信頼度はダウン。
代わって強くなるのが、2コース。こうなると当然舟券のねらい目は2号艇で2連単②-①の回収率は劇的にアップするぞ。
ちなみに・・・5メートル以上の追い風だと・・・
②-①2連単の回収率は驚異の144%に!
すまない。風つながりでもう1点だけ。
追い風とは逆の「向かい風」の場合、当然1コースの信頼度はアップ。
と、同時に5コースの信頼度もアップ!!
1コースが逃げて5コースが追走しての①-⑤、または5コースに連動した⑥が2着にくる①-⑥もねらい目だ。
もちろん、穴党であれば5コース頭もついつい買っちゃうよね。
6コースの3連率が高い!
鳴門競艇場の押さえておきたいポイントが6コースの3連率。
2016~2019年の鳴門SG・G1レース全8節のデータだが、6コースの3連率は驚異の29.2%!
3~4回に1回は6コースが舟券に絡んでくる状況だ。
他の競艇場は20%台前半なので、この数字は異様とも言える。
では、なぜ6コースの3連率が高いのか?
まず一つ目の理由は、先ほど述べた1コースの勝率の低さにある。
もう1点は、鳴門競艇場の「バックストレッチ」に秘密がある。
実は、バックストレッチの内側にめちゃ伸びるポイントがあってレーサー達の間では「鳴門の花道」と呼ばれる秘密のスポットがある。
なんだか卑猥な言葉だが、そこはスルーしておこう。
大事なことは、6コースからいわゆる「鳴門の花道」である最内を差した場合
バックストレッチで伸び伸びのんちゃんになって、舟券に絡んでくるケースや場合によっては1着を取っちゃう!なんてことも。
実は、この情報は「選手だけが知ってるウラ情報」特集で、ある選手がツイートしたものだが
ネット上ですっごい公になっているので、ウラ情報も何もバレバレの情報だ。
世界的渦潮の干潮・満潮を抑えておく
鳴門競艇場は、海の近くにある競艇場で水面は海水。
防波堤があるとは言え、やはり世界的な渦潮の満ち引きは逃せないポイントだ。
簡単な覚え方として、干潮ならまくり!満潮ならイン!と覚えておけば大丈夫だ。
ただし、満潮⇒干潮に向かっているとき、つまり水位が下降しているときはボートの乗り心地は安定しているが
逆に満潮に向かっているときは、ボートが乗りにくいので、レースも荒れやすくなってくるぞ。
干潮から満潮に向かって、水位が上昇しているときは・・・
万舟の可能性が高くなると言えるな。
シゲじいと同じく、穴党の方は干潮以降のレースが勝負どころだな!
9/30日の初日で見ると、14時以降のレースだ!
また、小潮<中潮<大潮の順で水位が激しくなるにつれて
レースも荒れやすい傾向にあるぞ!
公式サイトのオリジナルデータが熱い!
周回展示のデータと言えば「展示タイム」だ。全国のどの競艇場でもこの展示タイムの情報はレース直前に提供されている。
しか~し!鳴門競艇場の展示データは展示タイムだけではないっ!
鳴門競艇場では「オリジナル展示データとして、展示タイムのほかに3種類のデータを公表しているのだ!
展示タイムだけではわからない、隠されたパワーをチェックできるぞ!
1:一周タイム
計測ポイントは1マーク手前20メートルから一周のタイム。
このタイムでは、出足、行き足、伸び、まわり足の全てが含まれた総合的なパワーの指標となるタイムだ。
全体的に強めかどうか判断できるぞ。
2:まわり足タイム
計測ポイントは1マーク手前20メートルから1マークを回った後20メートルまで。
旋回中のタイムをあらわしており、このタイムが優秀なら旋回力上位だ。
「出足」の参考にもなる。
3:直線タイム
計測ポイントは1マークを回ったあと10メートルからスタートラインの延長線上まで。
いわゆる二の足、行き足、レース足などと呼ばれる部分の参考になる。かなり重要な部分だな。
こちらは2019年7月16~8/22の全5節分のレースデータだ。
各項目のタイムが1番だった選手がレースで舟券に絡んだ確率だ。
ここで注目したいのは、「1周」と「直線」のタイムが1位だった場合、それぞれ30%以上の確率で1着を取っている。
オリジナル展示データでは、1位が赤色・2位がオレンジで表示されるから複数の項目で赤色表示されていたら
積極的に舟券に絡めていったほうがいいな。
注目のモーター&選手と予想
俺が注目しているモーターは、2連率トップ47.9%の50号機と
陰でエース機と密かに噂されている64号機だ。
50号機は、初おろしから結果を着実に残してきたエース機で優出回数7回+優勝2回しているぞ。
夏にプロペラが新しくなったが、どんどん調子は良くなっていき、初めてA1選手(篠崎仁志)が操った時も
「う~ん!いい足してるよ!最初から素敵な足よ!」
と大絶賛するほど。
出足・伸び足・まわり足、どれをとってもトップ水準で大渦大賞では誰の手に行くか注目だ。
続いて64号機。こいつはねー、乗り手がいいとねー、結果出しちゃうんだよねー。
だからねー、大渦大賞ではねー、乗り手がいいやつばっかりじゃん?だからねー、すっごい結果出しちゃうと思うんだよねー。
実際に優出4回、優勝1回してるからねー。
出足が特別に良い、64号機も注目だ!
続いては、注目選手をピックアップしていこう。
まずはこの方。みんな大好き峰竜太!
昨年のMVPであり、イケメン泣き虫王子だ。
令和になっても、その快進撃はとどまらず勝率が9点に届きそうな勢いだ。
さすがに10点満点を連発したコマネチには勝てないけどね。
シーブリーズのように繰り出されるそのさわやかな笑顔にドキュンするファンも少なくないだろう。
かくいう俺も、まぁ、峰だったら、ワンチャンいいかなという感じだ。
二人目の推しメンは、毒島誠。
昨年の大渦大賞の覇者であり、2015年の大渦大賞でも優勝している。
これだけの結果を残してきた大渦ヤローに注目がどうしても集まってしまうな。
夏も終わり、最近になってようやくケツに火がついた感じがするね。
今節でもスーパーピット離れや全速ツケマイが見られることに期待しよう。