艇コン

①競艇予想サイトの「艇コン」の調査レポート！

サイトの創設日と言えるドメイン取得日を調べると「2019年1月16日」となっていた。
これはこの日付にサイトを開設し、現在までに至っているという事になるので、既に1年以上が経過しているようだった。
思ったよりもかなり前から存在していたようなんだが、1年前にこのような競艇予想サイトが存在していたという情報は確認できなかったので、実際の運営期間は恐らくもっと短いはずだ。

今回「艇コン」について検証を行った結果、従来の競艇予想サイトとは少し毛色が違う。
というのも情報の料金体制が月額制となっている点。
そして、「艇コン変数」という独自のコンテンツが設置されている。
これらの内容も含めて「艇コン」について検証内容を紹介していく。

②競艇予想サイトの「艇コン」の的中実績に違和感を感じた。

「艇コン」の登録前ページを見ていると、「1/19蒲郡全R的中」と過去の的中実績を公開している部分が確認できるが、「1月19日」の実績が存在している事に違和感を感じた。
現在は2020年4月14日なので、初めは2020年1月19日の実績かと思ったが、「2020年1月19日の蒲郡」は調べてみると開催されていない事が判明した。
なので今度は2019年の開催状況を確認すると、2019年1月19日の蒲郡は開催されている事が分かった。
この事から「1/19蒲郡全R的中」と書かれた実績は2019年の物だという事だ。

しかし、それだと違和感が出てくる事に気付いてしまった！
「艇コン」の創設日と言えるドメイン取得日は「2019年1月16日」だ。
「2019年1月19日の蒲郡」と日付が近い。

この事から「艇コン」はサイトを開設して、わずか3日目で実績が公開されている事になる。
実績があるという事は、2019年1月19日の時点で情報提供する会員が存在するという事だ。
時系列的には間違っていないんだが、サイトを開設してもサイトのデザインやシステム面を整えて、さらに集客をするといった準備期間が必要になるはずだ。
そうすると、実際に動きだせるのはドメイン取得日から1ヵ月後くらいになってしまうもんだ。
それなのにわずか3日で運営をスタートさせている「艇コン」…
完全に不可能ではないんだが、そもそも1年前に「艇コン」の情報はどこにも確認できなかったので、2019年1月19日の時点で本当に運営していたのかすら怪しい。

③競艇予想サイトの「艇コン」の競艇予想ツールについて。

「艇コン」にはサイトコンセプトとして「確率」をかざしている事が書かれてある。
高い確率に賭け続ける事を可能にする為、競艇データ、予想ロジック、予想ノウハウ、予想マニュアルの要素を搭載してるとはあるんだが、具体的にどういった物なのかの説明は書かれていないので、イマイチ引き込まれる要素が見当たらない…

ただ、会員登録後のページでは「艇コン変数」とういうツールが用意されている。
艇コン変数を開くと各競艇場のリストが並んでいて、開催状況を確認する事が可能。
開催されている競艇場を開いて見ると、1日に行われる12レース分情報を確認できるようになる。
そして1レース分の情報を開いて見ると、そのレースの出走表、直近成績、買い目計算ツールといった3つ情報を確認できるようになっている。
それに加え、「艇コン変数」という独自の変数を公開しているようだが、艇コン変数を確認するには有料プランの「ブーストプラン」に参加しなければ見ることができない。
これらの事から、「艇コン変数」とは実質有料コンテンツであり、無料で確認する事はできないので注意してほしい。

他の無料で見れる出走表、直近成績、買い目計算ツールについては、競艇の公式サイトで充分確認できる内容なので、わざわざ艇コンにログインして見に来る程の物ではなかった。

④競艇予想サイトの「艇コン」の有料情報を紹介する。

「艇コン」の有料情報について見ていくとしよう。
まず説明しておくと「艇コン」で提供されている有料情報にはプランによって提供内容は大きく異なっている。
各情報の特徴について見ていくぞ。

・ブーストプラン
毎日艇コン変数を閲覧する事ができるので予想の指標となるかもしれない。
買い目の提供はされていない。

・ターボセレクト
モーニング、デイタイム、ナイターレースで各5レースずつ。
3連単12点で提供となっている。

・万舟超攻略マニュアル
艇コン式の競艇予想マニュアルを22ページほど公開されている。

・ドリーム＆優勝戦スペシャル
重賞レースメインで提供される為、高い回収率狙いだろう。
提供頻度は不定期。

・伝説の鬼才シリーズ
艇コンを熟知した予想師から買い目が提供されているので、一々艇コン変数を学ぶのが面倒な人向け。
しかし、買い目提供する予想師が誰なのかは不明だ。
提供頻度は不定期。

この通り、有料情報によって内容が大きく異なっている事が分かる。
従来の競艇予想サイトのように買い目を利用する事も可能なので、変数やマニュアルを購入する前に、「艇コン」の実力を試した方がいいだろう。

⑤競艇予想サイトの「艇コン」の的中実績は不親切に感じる。

「艇コン」の会員ページ内では過去に提供のあった情報の的中実績が公開されている。
まあどこの競艇予想サイトでも確認する事のできる掲載内容なんだが、「艇コン」の的中実績を見てみると、どのプランによる実績なのかが紹介されていなかった。
これでは各情報の的中状況が分からないので、利用する側としてはどの情報が調子良いのか困惑してしまうだろう。

一つのプランに参加者が集中しないようにする対策のようにも思えるが、そうだとしても利用者が参加する情報に困ってしまう。
それ故にあまり会員目線に立てているとは言えないので、親切な掲載とは言い難いな。

⑥競艇予想サイトの「艇コン」の有料情報一覧

・ブーストプラン
毎日100以上ある全レースの艇コン確率変数の閲覧
1着〜3着変数オプション（無料特典）
直前情報計算オプション（無料特典）
初期登録費用・・・10,000円（税込）
利用料・・・・・・3,000円（90日間）

・ターボセレクト
モーニング、デイタイム、ナイターレース 各５レースずつ提供
コース価格・・・・各20,000円
３コース購入・・・50,000円

・万舟超攻略マニュアル
艇コン式の競艇予想マニュアルを22ページほど公開。
価格・・・7,500円

・ドリーム＆優勝戦スペシャル
詳細不明

・伝説の鬼才シリーズ
詳細不明